解体工事って実際どんなことするの?

解体工事と聞くと、大きな重機を使って一気に壊して更地にするというイメージを持たれる方が多いと思います。ただ、実際は手作業で行うものもあれば、内装だけ解体する場合もあります。物件や周囲の状況によって工法を変えて作業をするので、幅広い知識と技術が必要です。
ただやみくもに片っ端から解体していくわけではなく、それぞれの状況によって解体していく順番は変わっていきます。そうすることで周囲にもできるだけ迷惑をかけず、効率的に作業を終わらせることができます。建物の内部も複雑な構造になっているので、建築の詳しい知識が必要にもなります。
解体工事の現場を見ているだけでは気づかないことに、職人たちは気を付けながら建物等が解体されていきます。
また、解体工事を行うには建設業許可や解体工事業の登録が必要になります。建設業許可を取得していれば500万円以上の規模の工事ができ、解体工事業なら500万円以下の工事が可能です。解体工事にはこれらの資格が必要なので、解体工事業者をお探しの方は気を付けてください。

2021.04.23